2017年11月1日水曜日

今あるものの大切さ

おはよございます。
アッツアツですが、まだまだ続きますよ。

先日行って来ました工場見学

富岡製糸場で保存されているものと
同じものが碓氷製糸場で稼働しており
動いている状態を見ることができる
とても素晴らしいものでした

ここで終われば、面白い。
よかったねーで済む話。

碓氷製糸場の方とお話をさせて頂き感じたこと。
ただ、私が思う疑問。
国産糸の糸を作ろうと思うと
養蚕農家さんがいなくなると
国産のお蚕さんが居なくなる
居なくなると・・・作れなくなる

にもかかわらず、国は平成19年に
養蚕から手を引いたそうで・・・
悲しい。寂しい。虚しい。

今は富岡製糸場が世界遺産になったことから
群馬県の養蚕の単価も上がり、
他の地方に比べると、状況はよくなったらしい。

だが、しかし
後継者、居ないそうです。
もう、おじいちゃんおばあちゃん
あと1年くらいならやろうかな?もう辞めたい。
そんな現状だそうです。

農家や、他の商売と兼業でやって来た養蚕
今やっている人、ものを
もっと大事にすること
今あるものの大切さ
お国は、大事なこと忘れてやしないかな?
保護するべきは、ギリギリで今やっている人を
保護して、繋ぐことじゃないのかな?
本当に心からそう思う。

技術を継承するにも、
人がいて、技術があって
熱意があって、受け継がれるもの
で、結果商売にならないから
やる人も出てこない
それじゃ、生きていけないですから。
(私は、親の脛齧り、旦那に生かされている現状。)

私自身、弟子入り期間ほぼ3年。
組紐習い始めてから12年。
そのありがたい技術を持ち、今がある。
正直、組んでいる職人さんの方が
とびっきりすごい紐を組める。

ただ、私にできること
表に出て、知ってもらうこと。
外に出ること。広めること。
それができると信じてる。
まだまだひよっこですが、やりたいこと。
伝統工芸の入り口になる。
出口は、わからないけど、
知るきっかけになれたら、最高だ。

奥は、これから。
人生とともに作って行きたい。
そんな気持ちの若者。
40代くらいまでの
組紐じゃなくたっていい。
同じ想いの人と繋がりたい。
語らいたい。
集まれ、アッツアツの仲間よ。
何かを繋げたい人
ご縁求む。

思い先行型、組紐革命児
伊澤 ひとみ
笑。
肩書きどうかな?笑


※碓氷製糸場の稼働風景。感動した。お蚕さんに感謝。
音声大きめです。再生するときは、気をつけてくださいね。


長話に、毎度お付き合いありがとうございます!

こんなこと言うのも、私だ。よろしくお願い致します。

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