2017年11月12日日曜日

教えて、いっちゃん。組紐の歴史

おはようございます。
伊澤ひとみ、結婚後初めてのあだ名。
いっちゃん
と、呼ばれてます。
宜しくお願いいたします。

組紐の歴史

古くは、三つ組、四つ組。
三つ編みも、組紐。
聖徳太子が、首からかけていたのが
組紐だという説があります。

奈良・飛鳥時代
大陸から高度な技術が伝わるます。
法隆寺や正倉院にも、組紐の残りが、保管されています。
古くは、巻物の紐や・袈裟の紐(お坊さんが使うもの)などにも使われました。

奈良平安時代
刀を下げる紐や、衣装の袖口に使われた紐、などです。

平安時代
武士が戦い時に身に纏った甲冑の時代です。
下の写真のように、至る所に組紐があります。
場所によって、紐のつくりを変え
用と美を兼ねた芸術品へと発展していきます。

埼玉民族博物館 師匠も一緒作り上げた資料 より 抜粋

腰回りのスカートのような場所は、
動きやすく
→小札といって、1つ1つがバラバラのものに紐を通し、
スカート状にしています。紐は、薄いものを使用しています。

顎の部分で結んだ紐
→丸く顎が痛くないように、しっかり結べる丸い紐を使用しています
などなど、場所用途の合わせて、考えられた組紐。

室町時代
武具だけでなく、お茶の道具にも使われていくように。
戦いが増え、簡素な紐で、量産をするように。

江戸時代
時代も平和になり、身分を表すものとして
工芸品の要素が強くなる。
この辺りから、男性は羽織紐・女性は帯締めとして
使用され、人々の身を飾るようになりました。

明治時代
廃刀令の後、使われなくなった刀紐を
舞妓さんが帯の上にしたのが、帯締めの始まりです。
と聞いています。

以上
いっちゃんが伝える、簡単な組紐の歴史!
間違えてたら、修正します。
私のためにも、教えてください。

戦いに行く夫のために、お手入れかな
死んでしまうかもしれないのに・・・送り出す。
なんとも大変な時代だけど、
現代より愛があるように感じました。



0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ、HPの方へ移行しました!

こんにちは。 9月30日からHPのブログから投稿しています。 こちらからどうぞ〜。 isawahitomi HP blog よろしくお願いします!